EXHIBITION/EDO

ICAN HAREM『FUTURE LOUNDRY』


ICAN HAREM『FUTURE LOUNDRY』

[会期]
2023年9月8日(金)、9日(土) 、10日(日)
13:00 – 19:00 / 入場無料

[会場]
CENTER/EDO(東京都中央区八丁堀2-21-12)
@center_edo


現代インドネシアのポップカルチャーを代表するアーティストの一人として知られるICAN HAREMのポップアップエキシビジョン『FUTURE LOUNDRY』を、東京・八丁堀CENTER/EDOにおいて9月8日(金)、9日(土) 、10日(日)の3日間限定で開催いたします。

バリ島を拠点として、音楽、アート、スケートボード、ファッション、パフォーマンスなど、多様な形態や媒体で作品を発表するICAN HAREM。今回のポップアップでは、PINKYGURLとともに近年精力的に取り組むラディカルなアップサイクルプロジェクト「#FUTURELOUNDRY」が展示販売されます。

#FUTURELOUNDRYについてICANは次のように語ります。

#FUTURELOUNDRYは、ICAN HAREMとPINKYGURLによるアップサイクルの実践とアイデンティティ表現のアートを融合させたプロジェクトです。パンク、メタル、ディスコをはじめ、さまざまなジャンルやサブカルチャー、コミュニティから古着を蒐集し、それらをミシンと手縫いを駆使して縫い合わせることで、過去のアイテムから新たな体験を生み出します。私たちのデザイナーとしての哲学はシンプルです。

 “what you need is actually a new experience, not a new material.”
(必要なのは新しい体験であって、新しい素材ではない)

多種多様な素材をもとに再接続・再構築・再設計を繰り返すことで、服の持つストーリーが物語となり、それらはやがてマントラとなるのです。

—ICAN HAREM

なお本ポップアップの直前には、ビョークの最新アルバム『Fossora』(2022年)にも参加するKASIMYNとICANによる先鋭音楽ユニット、Gabber Modus Operandiによるジャパンツアーが開催。9月2日(土)名古屋CLUB GOODWEATHER、9月3日(日)大阪CONPASS、9月6日(水)東京WWW & WWWβに加え、9月1日(金)にはDOMMUNEでのプログラムも決定しています。レイヴ、ノイズ、ガバ、グラインドコア、ファンコット、ガムラン音楽などを同列に捉えて、曰く「架空のハードコア・ミュージック」を生み出しているGabber Modus Operandiのライブパフォーマンスが、オルタナティブでエクスペリメンタルなフロアに解き放たれます。

現代中国アート界で異彩を放つAsian Dope Boysらとともに世界規模でムーブメントになりつつあるアジア発の先鋭アート〜音楽〜パフォーマンスの現在地、その熱気を体感できるタイミングとなることでしょう。

Designed by PINKYGURL

[作家プロフィール]
ICAN HAREM(イチャン・ハレム)
インドネシア・バリ島在住のアーティスト。サブカルチャー現象の探求に力を注いでおり、音楽、ストリート・アート、スケートボード、ファッション、パフォーマンスなど、多様な形態や媒体を通して作品を発表している。現代インドネシアのポップカルチャーを代表するキーパーソンの一人であると同時に、その作品は時にポップカルチャーそのものを嘲笑し、批判している。これまでにCemeti Art House、House Of Natural Fiber(HONF)、Ace House Collective、Rumah 23など、さまざまなプロジェクトやコミュニティに参加しながら、インドネシアをはじめドイツ、アメリカ、オーストラリア、韓国、シンガポールなどにおいて個展やグループ展を開催。現在は、先鋭的なアップサイクルプロジェクト「#FUTURELOUNDRY」を軸に、国内外のバンド/ブランドのマーチャンダイズのプロデュースやデザインも手がけている。また、KASIMYNとともに音楽ユニットGabber Modus Operandiとしても精力的に活動、世界中のカッティングエッジなフェスティバルに多数出演している。
https://www.instagram.com/icanharem/

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