Alex Besikian × 南田真吾『READER’S DIGEST』 Duo exhibition
presented by Pulp
[会期]
2023年3月10日(金) – 5月7日(日)
13:00 – 18:00 / 火・水曜休み ※祝日は営業
[会場]
CENTER/SANUKI(香川県高松市常磐町1-6-13)
香川県高松市・常磐街の路地裏に位置するスペースCENTER/SANUKIにおいて、フランスを拠点として活動するアーティスト、アレックス・ベシキアンと大阪在住の画家/イラストレーター南田真吾による二人展『READER’S DIGEST』を開催いたします。
本展は、ここ数ヶ月間に制作されたそれぞれの作品とコラボレーション作品で構成。日米欧で教育やプロパガンダに使用された古いソースをもとに、ベシキアンはドローイング、南田はペインティングで新たなフォルムを作り出します。会場では作品の展示販売のほか、本展に向けて制作されたZINEも販売。大阪POLにおいて先行で開催された二人展を、常磐街でもぜひご高覧ください。
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[キュレーターコメント]
本展は、過去数ヶ月間に制作されたそれぞれの作品と、コラボレーション作品で構成されています。
この視覚的なコミュニケーションは、昨年、アレックス・ベシキアンがパリで、明治時代の政府が文化の西洋化のために教育ツールとして使用された版画を発見したことから始まり、教育やプロパガンダにつながる日米欧の厳選された古いソース(学校の教材、レトロな漫画、古い広告ポスターなど)を共有することになりました。
南田真吾はペインティング、ベシキアンはドローイングで、共有したソースをサンプリングし新たなフォルムを作り出します。互いの文化に対する視点を交えるだけでなく、それぞれが制作したイメージを元に、次の新たなイメージを作り出すという共同制作とも言える作業を行っています。
このグラフィックのマッシュアップでは、ソースはほとんど認識できませんが、それは特に重要ではないと考えています。2人はソースを消化しプロパガンダで煽られるはずだった無気力感とは逆の、力強く詩的なエネルギーを放出します。
—Pulp 田窪直樹
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[作家プロフィール]
Alex Besikian
1987年生まれ。パリ在住。アーティスト。ミュージシャン。収集した写真をサンプリングソースとして用い、抽象に近いドローイングを制作する。
Instagram:@abesikian
Website:https://www.alexbesikian.com/
南田真吾
1993年大阪生まれ。2016年京都造形芸術大学卒業。形式上の色や形のバランス、構図に重きを置いた絵を描く。主な活動は各種媒体でのイラストレーション制作や、国内外での作品展示。
Instagram:@shingominamida
Tumblr:https://shingominamida.tumblr.com/