EXHIBITION/EDO

nyke『ALL ROUNDER』


nyke solo exhibition
『ALL ROUNDER』

[会期]
2023年11月15日(水) – 11月23日(木・祝)
13:00 – 19:00 / 休廊:日曜 / 入場無料
*OPENING RECEPTION:11月15日(水)18:00 – 21:00

[会場]
CENTER/EDO(東京都中央区八丁堀2-21-12)
http://center.degico.jp


グラフィティで培ったマテリアルの知識や経験を生かした作品制作を行う福岡出身・在住のアーティスト、nykeの個展『ALL ROUNDER』を、東京・八丁堀CENTER/EDOにおいて11月15日より開催いたします。

グラフィティカルチャーをスタート地点として、コラージュ、ペイント、シルクスクリーン、ドローイングなどと多彩な手法を作品に取り入れるnyke。スプレーのストロークから生まれるかすれやグラデーション、日々の生活のなかで、もしくは旅先で撮りためた路上の光景をサンプリングしたコラージュ、自身の感情を心電図のように表す一筆書きのライン、スケッチブックへのいたずら描きから生まれたキャラクター。「自分が今まで見たことのない、新しくてワクワクできるものを描きたい」と話すように、好奇心の赴くままにレイヤーを重ねながら作品は完成へと向かいます。本展のタイトルからは、ひとつの表現に縛られることのない柔軟さや軽やかさ、オールラウンダーであることの矜持を見て取ることができます。

本展ではミラーシリーズ約20点をはじめ、コラージュ作品、ポートレート作品、キャラクターをモチーフとしたシリーズといった新作群を発表。また、オリジナルスウェットに作家が1枚ずつドローイングを施したアートピースが限定20枚で発売されます。「カジュアルに作品を楽しんでもらうためでもあり、それを着た人が街を歩くという当たり前の行為が、グラフィティカルチャーにおける“トレイン”のようでもある(註:ボムされた電車が動くことでそこに描かれたグラフィティもまた移動するように、服を着ることでアートが移動する)」という試みとなります。

作品や展示空間を通して「ポジティブなエネルギーを伝えたい」とnykeは話すように、SNSでのファストさを利用しながらも、ストリートを出自とするアーティストだからこその無二のスタイルとリアリティがそこにはあります。会期中は作家が全日在廊。パーソナルな素材を用いながらもアブストラクトでファジー、そして色彩豊かなnykeワールドを、この機会にぜひご高覧ください。

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[作家ステートメント]
「感情」それ自体は目に見えないけれど、制作を通して可視化し、作品として発表する。
これを繰り返して生活していくことが、自分にとって次のVISIONへのヒントだと思います。
—nyke

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[作家プロフィール]
nyke(ニケ)
福岡出身、福岡在住。2004年頃よりグラフィティを始める。2018年からアーティストとして活動を開始。グラフィティで培ったマテリアルの知識や経験を生かした制作を得意とする。
Instagram:@nyke_fk


[Installation Views]

Photography_HARUKA OSHITA

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