EXHIBITION/EDO

Funny Dress-up Lab『How do you gaze at the wall in front of you?』


Funny Dress-up Lab
『How do you gaze at the wall in front of you?』

● 東京・八丁堀
[会期]
2023年10月13日(金) – 10月28日(土)
13:00 – 18:00 / 休廊:日曜 / 入場無料
*PREVIEW&RECEPTION:10月12日(木)19:00 – 23:00 @ スナックCENTER

[会場]
CENTER/EDO(東京都中央区八丁堀2-21-12)

● 香川・高松
[会期]
2023年11月11日(土) – 12月18日(月)
13:00 – 18:00 / 休廊:火・水・木曜(祝日は営業) / 入場無料
*RECEPTION PARTY:11月11日(土)18:00 – 22:00 / レセプション当日は作家が在廊するほか、高松の美術館通りにある日本茶スタンドSABI @sabi_greentea の出店も決定

[会場]
CENTER/SANUKI(香川県高松市常磐町1-6-13)

http://center.degico.jp


ミニ四駆のドレスアップステッカーやパーツを用いて作品制作を行うアーティスト、Funny Dress-up Labの個展『How do you gaze at the wall in front of you?』を、東京・八丁堀CENTER/EDOと香川・高松CENTER/SANUKIの二会場において開催いたします。

千葉出身、現在は京都を拠点に活動するFunny Dress-up Lab。本来、ミニ四駆をドレスアップするために生産、販売されていたドレスアップステッカーが持つ色彩、独特な形状、版ズレ、そしてデッドストックであるということ。「世の中にあるドレスアップステッカーを使い切った時、制作は終わりを迎える」と掲げているように、有限であるからこその魅惑がそこにはあります。国内のさまざまな土地に赴いては、昔ながらの店舗に眠るデッドストックのドレスアップステッカーを発掘すると同時に、その地域の人々と交流するという行為も、制作の一貫として取り組み続けています。

作家自身、ミニ四駆自体には亡き父との思い出も宿っていると言い、それはまた、特定の世代の人たちにとっての共通体験でもあるでしょう。なお、ミニ四駆の発売は1982年。現在は第3次ブームとして活況を呈しています。ドレスアップステッカーというノスタルジックかつ大衆的な素材を用いながら、さまざまな実験を繰り返すなかで生み出されるFunny Dress-up Labの作品は、現在における記憶の在り方/捉え方というものを意識させます。記憶/過去は時として変容していくものである、ということを思い出させます。

本展で作家は、現代社会を覆う“分断”という見えない壁の存在と対峙、実在の壁を想起させるコンクリートにドレスアップステッカーのコラージュを施した新作群を発表いたします。「得た情報を鵜呑みにして思考を停止するのではなく、興味を持って深掘りすることで目の前にある壁の見え方や捉え方に変化が生じるのではないか」と語るように、壁との、人との対話を通して、個々の記憶へと分け入り、接続と変容を試みます。その行為を作家は「記憶による抗い」とも言います。

合わせて、貝印のグルーミングツールブランドAUGERとのコラボレートにより制作したアートピースも両会場で展示。作家のシグネチャーとも言えるMask Seriesの大型作品が披露されます。

——–

[ステートメント]

最近、個人的に考える機会が増えた”分断”という見えない壁の存在。

この壁についてはテレビやSNSなどを通じて見聞きしたことで意識している人も多いかと思います。

壁というのは、その名の通り何かと何かを隔てるために設けられた物質的な壁もあれば、他にも自身の中にある意識的な壁や無意識下の壁、政治や宗教やジェンダーなど時世的に発言し辛くなっている事柄による壁、こういった様々な隔たりによって時には保身の度を越えて“戦争”にまで発展してしまう場合もある壁。日本人として耳にしたことがある代表的なものとしてはキリスト教の布教によって生まれた“鎖国”、第二次世界大戦の敗戦によって生まれた“ベルリンの壁”、SNSを中心にネット情報によって生まれた“Covid-19”に対する考えの違いによる壁などが挙げられるかと思います。

勿論、こういった壁が全部無くなって平和になることを願っていますが、ただ単純に壁を無に帰すのではなく各々が思っていることを自由に思考して口にすることができ、お互いに想いや意見を言い合えることがフラットで平和な世界だと僕は思っています。

得た情報を鵜呑みにして思考を停止するのではなく、興味を持って深堀りすることで目の前にある壁の見え方や捉え方に変化が生じるのではないでしょうか?

 — Funny Dress-up Lab

[作家プロフィール]
Funny Dress-up Lab(ファニー・ドレスアップ・ラボ)
1978年生まれ。千葉県千葉市出身。京都府在住。
本来ミニ四駆をドレスアップする為に生産、販売されていたドレスアップステッカーが持つ、鮮やかな色彩、独特な形状、版ズレ、デッドストックであるという様々な面に魅了され、ドレスアップステッカーのみを加工せずに使用したコラージュ作品を制作している。世の中にあるドレスアップステッカーを使い切った時、制作は終わりを迎える。
Instagram:@fxdul


[Installation Views(CENTER/EDO)]

Photography_HARUKA OSHITA

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