DATE:
2026年11月13日(金)-11月28日(土)
※日・月曜休廊
12:00 – 19:00/入場無料
VENUE:
CENTER(東京都中央区八丁堀2-21-12)
Instagram:@center_edo
11月13日(金)より東京・八丁堀のCENTERにて、写真家マツモトダイスケの個展『奴等の気配と拾った石』を開催します。本展にあわせたマーチャンダイズも販売。初日は作家在廊でのオープニングレセプションを開催いたしますので、どなた様もぜひご来場ください。
[ステートメント]
「奴等の気配と拾った石」
キャメラを持って
街を歩く 海を歩く 山を歩く
変な石を拾う 綺麗な貝を拾う いい感じの枝を拾う
空を見上げる UFOは見えない
街を見下ろす 怪獣は火を吹かない
夜の住宅街 幽霊は眠っている
ブラブラ世界を歪ませて
奴等の気配を探している
拾った石が溜まってきたので磨いて積んで並べてみた
そしたらソレラを見せたくなった
そんな展示です
–
石を拾う行為と街をスナップする事はよく似ている。
昔からよく物を拾う子供だった。
綺麗な石、BB弾、教室の床の隙間に挟まっているビーズ、何かの人形の腕、バス釣りのルアー、セミの抜け殻、ジッポライター、どっかの鍵、エロ本。
ソレラは人に見せる訳でもなく、勉強される事を知らない可哀想な勉強机の引き出しにしまっていた。
写真を始めた頃は夢中になって街中で写真を撮っていたけど、作風の変化に伴って普段はカメラを持ち歩かなくなった。
2010年代になってスマートフォンを手に入れると街で変なモノを見つける度にスマホのカメラで写真を撮っていた。
ソレラは気が向いたらInstagramに上げるくらいでスマホの容量を埋めていった。
コロナ禍も終わりを迎える頃、写真フォルダの中の膨大な量の写真を眺めていたとき、ソレラはグッときた物を拾ってズボンのポケットに突っ込んで帰ったあの頃の感覚と同じじゃないのかと思った。
そして十数年ぶりにカメラを持ち歩くようになった。
話は変わって、人は古来から物を拾う生き物だと思う。
ソレラは加工をすれば生活の道具にもなるし武器にもなる。
縄文以前、土器とか作る前はお気に入りの石を並べてニヤニヤしてた我々の先祖もいたんじゃないかと思う。
世界中にはまだ色んなものが落ちている。
ソレラを拾って武器にするより誰かに見せてニヤニヤしていたい。
拾った石は隕石かもしれない。
私はそんな事を考えています。
(マツモトダイスケ)